会社別期間工求人

期間工求人に騙されないための求人概要を深読みする方法を解説

期間工 求人 騙されない

安定して仕事ができ、まとまった収入を手に入れられる期間工の仕事ですが、それぞれの人材派遣会社が出している求人広告には詐欺に近い書き方がされている場合があるのも事実です。

もちろん慣れている人なら見抜けるでしょうが、初めて期間工に応募する人はしっかりとした知識を持っていなければ、騙されてしまうかもしれません。

そこでここでは期間工の求人概要の見方を紹介していきたいと思います。

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手当や満了金は非常に重要

期間工の時給や日給だけを細かく見れば、街中の工場勤務とそれほど変わりません。

一見わざわざ不便な場所や、山の中にある工場に住み込みで働きに行くメリットはなさそうに思えます。

期間工が稼げる理由として「手当」「契約満了金」の存在が大きいといえます。給料にこれらの金額を加えると、一般的な工場勤務より大きくプラスです。

手当について

期間工の大きなメリットは手当にあるので、求人概要を見る際は「時給」や「日給」とは別に、手当を必ずチェックしなければなりません。

もしも既に期間工として経験がある場合は「経験者手当」がつく場合もあります。

例えばトヨタでは近年この経験者手当を大幅に上げており、最高10万円ほどの経験者手当が発生することも出てきました。

さらに多種の手当が存在しており、以下のようなものが挙げられます。

  • 赴任手当
  • 特別手当
  • 夜勤手当
  • 残業手当
  • 帰省手当
  • 更新手当

基本給の他にこれらの手当がついて、合計の月収となります。

また以下のような費用が、無料または一部負担などは会社によって異なるので、よく確認しましょう。

  • 寮費
  • 水道光熱費
  • 食費

会社によって差異があるものの、ほとんどの期間工では6カ月契約となっており、最長期間でも3年未満の会社が一般的です。

約3年間住むことになる寮の寮費や水道光熱費がかかるか、かからないかによってトータルで数十万円の差が出てきます。

このように手当の有無や寮にかかる金額などによって、手元に残る金額は大きく違いが出るので、求人概要を見る際は細かいところまでじっくり見ましょう。

寮費

「ワンルーム寮完備」「生活必需品、家具備え付け」と書かれている求人が多くあります。

こういった書き方がされている場合は、ほぼ間違いなく寮費がかかります。もしかすると家具の利用代金も必要となるかもしれません。

寮費がかからないのであれば、必ず「寮費無料」と書かれます。

寮完備=無料ではないので、無条件で無料だと思いこまないよう注意してください。

食堂

同様に「寮に食堂があります」とだけ書かれている場合は、食堂はあるけれども食費はかかるということです。

食堂での食事が無料の寮に約3年間いれば、かなりのお金を貯金にまわすことができるでしょう。

食費が無料の場合は「寮の食堂を無料で利用できます」とハッキリ書かれています。

しかし実際には食費がかかる寮が多いのが現実。勤務場所によって金額もバラバラです。

「嘘は書かれていないが丁寧に細かくも書かれていない」という書き方には、注意しないといけません。

悪質なものになると、本当に詐欺まがいの書き方がされていることがあります。

以下のようなケースもあるので、とにかく「曖昧に書かれているもの」は全て契約するまでに確認しておかなければいけないでしょう。

例えば「日給1万円・寮費無料」と書いてあり、応募して契約の段階になって日給が9,000円であると聞かされる。

なぜかと担当者に質問すると「寮を無料で利用する人は日給が9,000円。寮に入らず通勤する人は1万円」というのです。

契約満了金

手当と同様に、収入総額を大きく変動させる要因として「契約満了金」があります。

契約期間を無事に終えるともらえるもので、工場やメーカー、派遣会社などによって金額が違います。

半年の契約期間ごとにもらえるので、継続して続けている人にとってはボーナスのような存在です。これに関してもやはり注意が必要です。

派遣会社によっては「遅刻や欠勤があった場合は減額、もしくは払われない」という場合があります。

これは書かれていても、目立たないよう小さい字で書かれています。条件や制限がついていないか、必ず確認しておきましょう。

契約満了金は金額が大きいため、数十万円の差が出てしまいます。

経験がある人は、経験者手当および採用条件にもチェックが必要です。

期間工として勤務を続けると契約が満了した際は「会社都合での失業」という扱いになり失業給付(俗にいう失業手当)をすぐに受けられます。

しかし同じ勤務先で働く場合は、6カ月以上の期間を空けなければいけません。

同じ系列の会社で働いた経験があると経験者手当がつく場合があるので、同じ工場で勤務希望をする人もいます。求人概要に経験者手当の有無が、記されているか見ておきましょう。

トヨタのように額が大きいところでは、最大10万円の経験者手当がつくこともあります。

求人概要の細かいチェックポイント

求人概要の細かいチェックポイント

求人概要の細かいチェックポイントとして、以下の内容が挙げられます。

  • 健康診断で落とされるのかどうか
  • 面接時の服装や外見について
  • 有給休暇や長期休暇があるのかどうか
  • 社会保険について
  • 残業や夜勤がどれくらいあるのか
  • 派遣会社によるフォローが派遣先であるのかどうか
  • 困ったときにどうするかが書かれている

詳しく紹介していくので、確認していきましょう。

健康診断で落とされるのかどうか

特に問題がなければ採用されることが多い期間工の勤務ですが、中には「全員採用する」という書き方がされていても健康診断や体力テストで落とされることがあります

大きな病気に限らず、病気の内容によって落とされることがあります。

問題はその「落とされることもある」ということが求人概要には書かれていないということです。

多くの期間工の採用時には、身長や体重・握力・視力などの身体測定や、体幹のバランス・手先の器用さなどがテストされます。

特別腕力が必要とされるわけではありませんが、やはり体力仕事なので6カ月の契約期間を問題なく乗り切れるかどうかが判断されます。

基礎体力が普通にあれば、女性でも採用されて勤務しているのが実状です。握力や筋力などは、1~2週間ラインに入って勤務していれば自然と慣れて問題なくなっていきます。

 

落とされるかもしれない要素があるのに、人材派遣会社が求人概要に書いていないケースがあります。

 

派遣会社からすればできるだけ多くの応募が欲しいため、こういったことが発生します。応募者からすると、無駄に応募することになるため、できるだけ求人概要は細かく読んで派遣会社などに確認しなくてはなりません。

面接時の服装や外見について

よく求人サイトなどでは「服装自由」などと書かれていますが、実際にはカジュアルな普段着で面接に出かけたら、自分以外はみんなスーツだったということもあります。

もちろんカジュアルな服装だから不採用になるわけではありませんが、フォーマルな服装で来る人が多いようです。

また髪の色や刺青、アクセサリーなどについてですが、髪の毛は必ずしも真っ黒である必要はありません。茶髪程度であれば、染め直す必要もないでしょう。

あまりにも派手な髪の色は不採用になる確率が高くなります。

また刺青は、ほとんどのメーカーで不採用となります。

メーカーが採用条件として最も気にするのは「問題を起こさず契約期間を勤め上げてくれるかどうか」ということです。

上司や先輩、同僚とトラブルを起こす可能性があると判断されると不採用になります。

刺青はたとえ隠していても、健康診断や着替える際などにバレてしまうので、正直に話した方が良いでしょう。

同じ理由で借金がある人も不採用になります。これは同僚などと金銭面のトラブルを起こすことや、金融機関からの連絡が入る可能性があるからです。

こういったことも、求人概要には書かれていないので注意が必要です。

有給休暇や長期休暇があるかどうか

法律上は6カ月以上連続して勤務していると有給休暇が発生するのですが、工場のラインなどに入っている場合は、自分が有給休暇を使って休むと周りに迷惑がかかる場合があります。

特に繁忙期や納期が詰まっているときなどは、とても休みたいといえる状況ではありません。

実際に取得できるのかどうか、取得できなかった場合は有給休暇を買取してくれるのか、それとも消滅してしまうのかなどを先に確認しておくことが大切です。

工場や派遣会社によって変わってくる内容ですが、有給休暇10日分となると数万円になるかもしれません。必ず契約時に確認しておきましょう。

また年末年始、GW、夏季休暇などの長期休暇がある場合があります。

休みの確認やそのときに帰省する場合に帰省手当が出るのかどうか、出るとしたら何回までは出るのかということも確認が必要です。

社会保険について

最近では多くの場合「社会保険完備」と求人概要に書かれてます。

これも単純に社会保険に入るのかと流してしまうのではなく、雇用保険、労災保険、健康保険、厚生年金がすべて加入できるかどうかの確認と、勤務先の工場の保険に入るのか派遣会社の保険に入るのかの確認が必要です。

確認が曖昧だと契約が満了した後に失業手当が給付されなかったり、怪我した際などにトラブルの元になったりします。

残業や夜勤がどれくらいあるのか

求人概要に「勤務時間8:00~17:00」(2交代制の場合もあり)と書かれている場合、その人の月収はどれくらいになるでしょうか?

もし日給が9,000円で昼間のみの通常勤務だと、22日働いたとしても19万8,000円。つまり20万円にもなりません。

ほとんどの工場勤務の場合は「残業手当」と「夜勤手当」によって、大きく給料が上昇しています。

昼間のみの勤務の人と、頻繁に夜勤に入る人とでは1.5倍ほどの給料の差が出、あす。

そのため「2交代制や3交代制の可能性がある」だけなのか、「絶対に2交代制や3交代制と決まっている」のか確認が必要です。

また残業が平均してどれくらいあるのか、休日出勤の割合はどれくらいなのかということも、あわせて確認しておかなければいけません。

給料に手当を加えた額で月収が確定するので、確認しないまま勤務を始めてしまうと、思ったより稼げない場合もあります。

また残業も休日出勤もない状態で寮生活をしていても、暇すぎて困るかもしれません。

もちろん工場の稼働状況によって変化するので、常に一定ではありませんが、ある程度の目安は知っておくべきでしょう。

派遣会社によるフォローが派遣先であるのかどうか

求人概要に「現地スタッフがしっかりと面倒を見ます」と書かれているにもかかわらず、勤務先まで行くとほとんど放置いうことがあります。

近年トラブルやクレームの元になっている問題です。

親切な派遣会社であれば、勤務先の最寄り駅などで待ち合わせして寮や工場の案内、工場の人との紹介などのセッティングや、寮の周りの施設の説明などをしてくれます。

中には生活に必要な日用品の買い出しに付き合ってくれることまであります。

最初にこういったフォローがあるのとないのとでは、仕事に馴染めるかかなり違うでしょう。

求人概要にこういった「具体的にしてくれること」まで書かれている場合は、ある程度安心できますが、一切書かれていない場合には注意が必要かもしれません。

ほとんど期間工任せにして、放置する派遣会社も実際にあります。

困ったときにどうするかが書かれている

親族の問題や本人の健康上の問題、突発的なトラブルなどで契約期間を満了できなくなったときにどうすればよいのか、ハッキリ書かれている場合は安心できます。

何か困ったときに誰に連絡をするのか、どうすればよいのか、ということがわかっていなければ安心して勤務できませんよね。

求人内容に案内があるかどうか、しっかり見ておきましょう。

まとめ

初めて期間工として勤務する場合は、求人概要をしっかりと確認しておかなければ、後で思わぬトラブルになることがあります。

重要なことは「慣れている人に聞く」「少しでも曖昧な部分は契約前に確認する」「曖昧な部分が多すぎる会社とは契約しない」ということです。

一度契約して勤務が始まってしまうと、なかなか辞めるのも大変になります。契約前に全てハッキリさせておきましょう。

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