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デンソー期間工の募集要項や正社員登用 | 給料や面接対策も解説!

デンソー 期間工

自動車関連の期間工で働くと、短期間でまとまった金額を稼げると評判です。

しかし給料はもちろん手当や寮、勤務時間など働く条件は企業によってまちまち。どうせ働くのなら、少しでも条件が良い所で働きたいですよね。

数ある自動車工場での期間工の中でも、稼げると有名なのが「デンソー」の期間工です。

デンソーは70年近い社歴を誇る老舗で、自動車のシステムや部品を作っている会社。元々はトヨタ系列で、独立してデンソーが設立されました。

デンソーは数ある期間工の中でも「稼げる」と人気になっているので、期間工に興味のある方は要チェックです。今回はデンソーの募集要項から気になる条件を紹介します。

1.デンソー期間工の募集要項

デンソー期間工の日給は、平均よりやや高めに設定されています。

  • 月収例:294,720円~307,010円(20日勤務・時間外勤務手当20時間・交替勤務手当2交替勤務・深夜勤務手当後番48.33h)
  • 日給:9,900円~11,200円(勤務形態・経験回数・経験年数により異なる)

ここ数年で最低日給は下記のように上がっており、現在の日給は9,900円~です。

  • 2016年:9,500円→9,650円
  • 2017年:9,650円→9,800円
  • 2018年:9,800円→9,900円

これは他の自動車関連の会社の期間工と比べて、ベースの給料はかなり高い設定です。(2018年以降は最低日給は据え置き)

ベースの給料が高ければ、残業手当や深夜手当が重なるとさらに高額な所得となるため重要なポイントです。

わずか数年で日給を上げてきたのは「慢性的な人手不足」「年末年始にかけての労働力の確保」という背景があるためで、給与・待遇面と反比例して、慢性的な人手不足に陥っています。

これはデンソーに限らず業界全体的に言えることですが、どうしても勤務場所が街の中心地から離れているため、若者が勤務したがらず人が集まりにくくなっています。

同じ業種の会社同士で人員の取り合いのようになっており、他の企業より人を集めるため日給が値上げされているようです。

各種手当・福利厚生

期間工は各種手当が多いのが魅力ですが、デンソーも多くの手当てを用意しています。

  • 慰労金:700円 ~ 2,000円/日 (勤続期間により6カ月1,500円/日、11カ月~2,000円/日)
  • 満了報奨金:1,000円 ~ 2,500円/日(6カ月満了時 1,000円/日、 更新後の満了時 2,500円/日)
  • 6カ月在籍手当:50,000円(在籍6カ月満了ごとに支払い)
  • 入社・赴任手当:20,000円
  • 再入社手当:10,000円(前回の契約期間満了から1年以内に再入社した場合)
  • 赴帰任旅費:会社規定額を支給

このように慰労金や満了報奨金、在籍手当など複数の手当てが用意されています。デンソーはベースとなる給料が高いため、手当を加算するとより多くの所得をゲットできます。

また公共交通機関で通勤に75分以上かかる場合は、入寮できます。

寮費は無料なので、期間工で働いている間に余計な出費がかかりません。寝具貸与と冷暖房・テレビが完備されています。

ただし水道光熱費については有料で、月7,000円となっているのは要注意です。

勤務形態

勤務形態は以下の4パターンです。休日は原則週休2日制ですが、休日は勤務形態に応じて異なります。

(1)2組2交替勤務 (通常の交替勤務)

  • 1日:7時間50分勤務 → 日給:9,900円(満了回数 0・1回の場合)
  • 週休2日制(5日勤務・2日休み)
  • 夜勤は1週間おき
(2) 3組2交替勤務

  • 1日:9時間30分勤務 → 日給:11,900円(満了回数 0・1回の場合)
  • 週休3日制(4日勤務・3日休み)
(3) 設備長時間勤務に対応した勤務制度適用者

  • 1日:8時間勤務 → 日給:10,100円(満了回数 0・1回の場合)
(4) 昼勤短時間3交替勤務

  • 前番:6時間勤務 → 日給:7,800円(満了回数 0・1回の場合)
  • 中番・後番:7時間50分勤務 → 日給:9,900円(満了回数 0・1回の場合)

勤務地は愛知県・三重県・静岡県にある各工場です。

2.デンソー期間工が稼げる理由

デンソーがとにかく稼げると言われるのは、基本的な月収はもちろん残業・深夜勤務が多いため、給料が多くなりやすいからです。

平均すると月収は「30万円~35万円」で、手取りが「25万円~30万円」ほど貰えるのがほとんどです。

月収だけ見ても高額だと思われるかもしれませんが、デンソーで働くメリットは「慰労金」
「満了報奨金」「6カ月在籍手当」の影響による「年収の高さ」
にあります。

デンソーの契約は、6カ月契約で最長3年まで延長可能です。

つまり連続して勤務していれば、6カ月に1度ボーナスのような形で、下記の手当が支給されます。具体的な金額は下記の表の通りです。

手当の種類金額
慰労金(6カ月1,500円/日、11カ月~2,000円/日)
最初の半年:180,000〜195,000円ほど
満了報奨金(6カ月1,000円/日更新後の満了時 2,500円/日)
最初の半年:120,000〜130,000円ほど
6カ月在籍手当5万円

手当を合計すると35万円以上になるので、月給と合わせると手取りでも60万円前後が入ってくる計算になります。

これが期間工でも年収500万円を普通に狙えるデンソーと言われる理由です。

半年後契約更新以降は、さらに給料ベースや報酬の単価が上がっていくため、どんどん貰える金額は増えていくでしょう。

また期間工でも6カ月を超えて契約延長した場合は、有給休暇が付与されます。

さらに「デンソーが稼げる」と言われる理由は、寮にあります。

デンソーの寮は水道光熱費が7,000円かかるものの「寮費は無料」です。つまり月7,000円で寮に住めるので、生活費をグッと安く抑えられます。

工場がある場所は街の中心から離れているため、お金を使う機会が少なく貯金しやすい環境です。

ただし娯楽が少ないので、デメリットでもあります。遊ぶよりもお金を貯めたいという方にとっては、とても良い環境だといえるでしょう。

3.採用面接について

デンソーの面接の特徴は「不合格者がそれなりの割合で出る」ということです。(採用には年齢制限があり、18歳以上でなければ勤務不可

こういった工場の期間工の面接では、慢性的な人手不足ということもあって、不合格になることはほぼありません。

しかしデンソーの面接の合格率は約50%と言われています。半分は不合格になっている計算なので、不合格の割合は高いと言わざるを得ません。

そのためデンソーで働くためには、面接対策をしっかりとしておく必要があります。

面接での質問内容は一般的なものが多く、具体的には以下のような内容です。

  • デンソーを選んだ志望動機
  • 自分の長所と短所
  • 正社員になる希望はあるか
  • 現在借金があるか
  • 刺青などがあるか

特殊な技術や専門的な知識があるかということはまったく重要視されず「一般的な常識があるか」「決められた期間をしっかりと働くことができるか」が重視されます。

面接を受けに来ている人の多くは、スーツなどしっかりとした服装で来ています。それだけ最低限社会人としてのマナーを備えているかどうかが見極められるのです。

また他の工場勤務では圧倒的に男性の割合が多いのが一般的ですが、デンソーでは女性がある程度の割合でいるのも特徴です。他の会社が1割ほどだとしたら、デンソーでは2割~3割ほど女性がいます。

1つ注意しないといけないのは、他の会社でも同じように勤務時間や勤務形態が何種類かあるということです。具体的には以下の通りです。

  • 日勤と夜勤がある
  • 週に5日勤務と4日勤務のパターンがある
  • 一日の労働時間も6時間~9.5時間と様々である

残業がある場合もあるので、極端に体力に自信がない人には厳しいかもしれません。

しかし一定数女性も勤務していることを考えると、健康であればできる仕事だといえるでしょう。

4.正社員登用について

採用面接でも聞かれる「正社員登用」ですが、ある程度の期間を問題なく勤めた人が、希望する場合に正社員に採用される制度です。

もちろん希望する人の全員が、正社員に登用されるわけではない狭き門です。

ではどれくらいの人が正社員に登用されているのでしょうか。2010~2019年までの10年間の正社員登用数は以下の通りです。

  • 2010年度:49人
  • 2011年度:67人
  • 2012年度:83人
  • 2013年度:78人
  • 2014年度:85人
  • 2015年度:108人
  • 2016年度:168人
  • 2017年度:295人
  • 2018年度:427人
  • 2019年度:345人

その年によってばらつきがあるのは、以下のような様々な要因が考えられます。

  • 業務の状態
  • 元からいた正社員の辞めた数
  • 希望した期間工の優秀さ

しかしこの数字だけでは「どれだけの期間工の内、何人が正社員になれたか」はわかりません。

ところが2008年~2012年の5年間だけ「期間工の従業員数と正社員の登用数」を公表していました。(現在はしていません)

それが以下の数です。

2008年度2009年度2010年度2011年度2012年度
正社員登用数443名229名49名67名83名
期間従業員5,689名3,509名2,666名3,350名4,350名

この数字を見て多いと思うか少ないと思うかは、意見が分かれると思います。

また期間工として働いた人が全員正社員を希望するわけではないので、どれだけの人が正社員登用を希望したのかはわかりません。

それでもこの結果から見るに、正社員採用率が約2%ほどなので、やはり正社員として登用されるのはなかなか難しいといえるでしょう。

5.デンソーの口コミ・評判

稼げるといわれるデンソーですが、実際に働いている人からの口コミ・評判が気になる方もいらっしゃるでしょう。

良い口コミもあれば悪い口コミもあるので、どちらも把握したうえでデンソーの期間工として働くか考えてみてください。

良い口コミ・評判

デンソー期間工の良い口コミ・評判
  • 給料&残業代で大きく稼げる
  • 定期的に満了金がもらえる
  • 他の期間工求人の給料が少なく見える

デンソーの期間工は稼げるという声が多く見られました。元々の給料が他の期間工と比べても高いことに加え、残業が多いためさらに加算されます。

定期的に満了金がもらえるので、満了金が発生する月はより多く稼げます。

デンソーで働いてから他の期間工の求人を見ると、給料が安く見えてしまうほどのようです。がっつり稼ぎたい方にとっては、大変ありがたい環境でしょう。

悪い口コミ・評判

デンソー期間工の悪い口コミ・評判
  • 毎日のように残業が多い
  • 休日出勤もある

「残業が多過ぎる」「休日出勤もある」など、労働時間の長さに対する不満が多く見られました。

時期によってムラがあるようですが、残業や休日出勤が多いと稼げる反面プライベートな時間が削られてしまいます。期間工として働く期間は短いとはいえ、積み重なれば大きなストレスになるでしょう。

がっつり稼ぐために残業や休日出勤が多いと覚悟して、応募する必要があります。

6.まとめ

デンソーの期間工は、やはり同業他社と比べると寮や給料の待遇面で、かなり優遇されているというのは事実のようです。

特に「慰労金」や「満了報奨金」「6カ月在籍手当」などの各種手当の存在が大きく、日給の単価は契約延長ごとに上がっていくので「お金を貯めたい」「安定して高収入を得たい」という人にぴったりです。

ただし面接で約半数は落とされるので、しっかりと準備して面接に臨みましょう。

7.デンソーの会社情報

社名株式会社デンソー
設立1949年12月16日
本社所在地〒448-8661 愛知県刈谷市昭和町1-1

資本金1,875億円
従業員数連結168,391人、単独 46,272人

参照元:株式会社デンソー 会社概要