レアジョブ英会話には、日常英会話・ビジネス・文法など様々な教材が用意されています。
また、これらの教材は自分が使いやすいようにカスタマイズすることが可能です。
「どのような教材があるのか」「自分の目的に合った教材か」利用する前に気になる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、レアジョブ英会話の教材の特徴や選び方をご紹介します。
レアジョブ英会話を始めようと考えている方は、まずこの記事を読んで参考にしてみてください。
レアジョブ英会話教材の特徴

レアジョブ英会話には5,000以上の教材が用意されています。
教材は目的やレベルに合わせて選ぶことができ、日常英会話やビジネス英会話、中高生・子供向けなど、コースによっても利用できる教材は違います。
それぞれの教材の特徴について解説していきます。
レベルごとに分かれている
レアジョブ英会話の教材はレベルごとにチャプターで分かれています。
レベルは10段階あり、入会時にチェックを受けることで自分に合った教材が自動で設定されます。
初級のレベル1〜3はあいさつや自己紹介、簡単な受け答えができること。
中級のレベル6〜7は自分の意見を言い、交渉や説明ができること。
上級のレベル10では英語のみで流暢に会話し、ネイティブに近い発音ができることを基準にしています。
レベルの判定は入会時に行われますが、スピーキングテストで再度レベルを調べることも可能です。
「学生以来、全く英語に触れていない」「簡単な自己紹介しかできない」という英会話に不安を持っている全くの初心者でも、自分のペースに合わせて学習できるので安心です。
中高生や子供向けの教材もある
レアジョブ英会話では、大人だけでなく中高生や子供向けの教材も用意されています。
中学・高校生コースでは、「聞く・読む・書く・話す」をバランスよく取り入れた方法で実用的な英語を学習します。
「聞く・読む」のインプット学習と「話す・書く」のアウトプット学習で、自然と英語力が身につくように考えられています。
また、このコースには英語の教授法「TESOL」という資格を取得した講師が在籍しており、中高生に教える厳しいトレーニングをクリアした講師だけがレッスンを担当します。
幼児・小学生用教材はレアジョブにはありませんが、「リップルキッズパーク」という子供向けの英会話コースで受講することが可能です。
「リップルキッズパーク」では、家で楽しく、好奇心から英語を身につけることを目的としています。
子供専門の講師陣が、小さい子供でも飽きないようなレッスンを行います。
子供向けコースは、市販の教材とオリジナル教材を合わせた「通常コース」とオリジナル教材のみの「リップル英検コース」があります。
子供向けコースの教材も、9段階のレベルに分けられているので、英語に不安な子供でも安心して受講が可能です。
また、オプション教材には英検3級、準2級、2級の二次試験面接の対策も用意されています。
レアジョブ英会話教材の種類
レアジョブ英会話の受講者は、自分のレベルや目的に合わせた教材で学習することができます。
各教材がどのような内容になっているのか、教材の種類について簡単に解説していきます。自分が学びたい内容があるかどうか確認してみてください。
日常英会話「実用英会話 レベル3〜8」
この教材では新しく文法や語彙を学習し、自分の意見を表現できることを目的としています。
実用英会話はレベル3〜8(初級〜中上級)に分かれ、それぞれ40〜90のレッスンがあります。
レベル別の内容は下記の通りです。
- レベル3:趣味や習慣
- レベル4:エンターテイメントや季節の行事
- レベル5:健康や仕事
- レベル6:伝統や人間関係
- レベル7:流行やトラブル
- レベル8:エチケットやテクノロジー
レベル3からは日常英会話の中にある「スターター」の教材が終了したレベルです。
英会話初心者の方は、まず「スターター」の教材で基礎を学習し、日常英会話レベル3へ進むことをおすすめします。
この教材には一つのレベルの中に40〜90のレッスンあるので、継続してレベルをあげることで語彙力や表現の幅が広がります。
実用英会話 レベル3〜8の教材が合う人
- 日常で使う言葉やテーマで「話す・聞く・読む」を身につけたい
- レアジョブ英会話のレベルが3〜8で基礎は身についている人
ビジネス英会話「実践ビジネス レベル3〜10」
この教材ではビジネスシーンで使う語彙や表現を学習し、外国人の同僚や顧客と会話ができることを目的としています。
実践ビジネスはレベル3〜10に分かれ、それぞれ30〜70のレッスンが用意されています。
レベル別の内容は下記の通りです。
- レベル3:自己紹介やスケジュール
- レベル4:面接や同僚への会話
- レベル5:プレゼンやチームワーク
- レベル6:簡単な取引
- レベル7:退職や契約
- レベル8:ビジネスやM&A
- レベル9:雇用や評価面接
- レベル10:スタートアップや株式
レッスンは、ビジネス知識を活かしたコミュニケーションが中心です。
日常英会話から少しステップアップした内容になっており、上級までいけばビジネス英語の知識を活かしてM&Aや株式などについても討論できるようになります。
レベル3から始めることができますが、ビジネス用語も含まれるため、初心者は日常英会話よりも難しく感じるかもしれません。基礎をしっかりつけてから実践しましょう。
実践ビジネス レベル3〜10の教材が合う人
- ビジネスで使う言葉やテーマで「話す・聞く・読む」を身につけたい人
- レアジョブ英会話のレベルが3〜8で基礎は身についている人
- 実用的なビジネス英会話が学びたい人
ディスカッション「Daily News Articleなど」
こちらの教材では、実際のニュースやビジネスに関する様々な話題についてディスカッションをしながら学習します。
ビジネス英会話の応用や、日常英会話で基礎を学習した後のステップアップとしての利用がおすすめです。
ディスカッション教材は、Daily News Article(デイリーニュースアーティクル)とWeekly News Article(ウィークリーニュースアーティクル)の2種類があります。この教材の大きな違いは、対象レベルです。それぞれの教材について見ていきましょう。
Daily News Article(デイリーニュースアーティクル)
毎日のニュース記事から講師とディスカッションを行い、自分の意見やその理由などを説明します。毎日1記事が更新され、日本語翻訳は一切ありません。
レベルは7〜10と中上級から上級の人が向いています。
- 対応レベル:7〜10
- 対象者:全生徒
- 特徴:ニュースを読み、理解して自分の意見を言えるようになる
Daily News Articleの教材が合う人
- 英語のニュース記事を読めるようになりたい人
- ディスカッション、リスニング、リーディングスキルを身につけたい人
- レアジョブ英会話のレベルが7〜10の中上級から上級者の人
Weekly News Article(ウィークリーニュースアーティクル)
毎週のニュース記事から講師とディスカッションを行い、自分の意見やその理由、説明の仕方などを学習します。
ニュースの内容はレベルごとに難易度が上がり、ディスカッションにも深い意見が求められます。毎日続けることで自分の意見を言えるようになります。
デイリーニュースアーティクルとは違い、更新は毎週1記事・日本語表示の有無が選択可能です。
レベルは4〜6の初中級から中級の人が向いています。
- 対応レベル:4〜6
- 対象者:全生徒
- 特徴:ニュースを読み、理解して自分の意見を言えるようになる
Weekly News Articleの教材が合う人
- ニュース記事を読めるようになりたい人
- ディスカッション、リスニング、リーディングスキルを身につけたい人
- レアジョブ英会話のレベルが4〜6の初中級から中級の人
スモールトーク「カンバセーションクエスチョン中級」
スモールトークでは、カジュアルな話題で英会話をする教材です。
その中の一つ「カンバセーションクエスチョン中級」は深堀した話題でも、相手との会話を続けられることを目指しています。
教材には趣味・家族・運動・美容・体調・スポーツ・映画・天気などの話題があり、友人と会話する時に使えるような内容がそろいます。
英会話の基礎を学習したら、こちらの教材で実践してみましょう。
【カンバセーションクエスチョン中級】
- レッスン数:90
- レベル:6〜7
- 対象者:全生徒
スモールトーク「カンバセーションクエスチョン」中級の教材が合う人
- 会話の練習がしたい人
- 日常生活に関係するテーマで英語に触れたい人
- レアジョブ英会話のレベルが6〜7の中級から上中級の人
文法「初級 初中級」
こちらの教材では、会話や発話に役立つ文法を学びます。
「初級」では日常で使う基本的な文法や、英検3、英検4、英検5に関連する問題が含まれ、「初中級」では英検3、準2級程度の応用的な文法が含まれます。
初級の文法は「日常英会話」のレッスンの前に学習しておくと、会話の組み立て方をスムーズに理解できます。文法の作り方だけでなく、会話の中で使うつもりで学習してみましょう。
【文法・初級】
- レッスン数:25
- レベル:1〜3
【文法・初中級】
- レッスン数:16
- レベル:4〜5
文法「初級 初中級」の教材が合う人
- 日常英会話に必要な文法を学びたい人
- 文法の組み立てに不安がある人
- 単語での会話ではなく、文法を意識して会話がしたい人
発音「発音ベーシックサウンド」
「発音ベーシックサウンド」は基礎的な発音を練習するための教材です。
レベルは関係ないため、1〜10どのレベルの人でも利用できます。
講師の言っていることが聞き取れない方や、なんとなく発音を真似している方は、この教材を使って発音時の口の開き方や使う部分などを学び、よりクリアで正確な発音が身につけましょう。
- レッスン数:20
- レベル:1〜10
- 対象者:全生徒
発音「発音ベーシックサウンド」の教材が合う人
- 発音の仕方を見直したい人
- スピーキングやリスニングが苦手な人
オンライン英会話準備「スターター」
「スターター」はオンライン英会話が初めての方や、英語に慣れない方に向けた準備教材です。レッスンの受け方や、授業で使われる基本的な表現を学びます。
レッスンではあいさつ・自己紹介・何をしていたか・何をするか・授業で使われる表現・質問の仕方などの内容を取り扱います。
基本的なことや受け答えの仕方などを、講師と会話しながらゆっくり進めていくので、初心者でも安心して受講が可能です。
英語に慣れていない方は、他の教材で学習する前にこちらからスタートしましょう。
- レッスン数:20
- レベル1〜5
- 対象者:初めてレッスンを受ける方
オンライン英会話準備「スターター」の教材が合う人
- オンライン英会話が初めての人
- 講師とのやりとりや質問の仕方が知りたい人
- レアジョブ英会話のレベルが1〜5の初級の人
レアジョブ英会話教材の選び方

レアジョブ英会話の教材は、利用者の目的に合わせてカテゴリー分けされています。
レッスンの数も多く、英会話初心者の方はどの教材からスタートすればいいのか分かりにくいかもしれません。教材の選び方について解説します。
教材の選び方1:英会話レッスンの目的から選ぶ
効率よくレッスンを進めていくには、学習の目的を把握しておくことが大切です。
「発音を見直したい」「旅行や留学で英語を使いたい」「プレゼンを英語で説明したい」など、学習後の目標を作ると選びやすくなります。
「外国人の友人と英語で会話をしたい」という方は、日常英会話や文法、発音を学習しましょう。
「外国人の顧客に英語でプレゼンしたい」という方はビジネス英会話やニュース、ディスカッションを学習するなど、自分の目的を決めて、それに合った教材を継続して進めていきましょう。
教材の選び方2:自分のレベルに合ったものを選ぶ
英会話を学習する目的を把握したら、次は自分のレベルに合わせた教材を選びます。
自分よりレベルの低い教材を選んでも、それ以上に英語の上達はしません。しかし、レベルの高い教材ばかり使っていると、理解が追いつかずモチベーションが継続しないでしょう。
効果的に英語力を高めていくためには、自分のレベルに合わせた教材で徐々にステップアップしていくことをおすすめします。
レベルチェックは以下の方法があります。
- 無料体験レッスンでのレベルチェック
- 入会後のスピーキングテスト
無料体験時のレベルチェックは簡易的なものです。判定結果と自分のレベルがマッチしていないと感じる方は、「スピーキングテスト」でより細かいレベル判定を受けることができます。
教材が少し難しいと感じた場合は、判定レベルを1、2つ下げて受講することをおすすめします。
教材の選び方3:興味があるトピックの教材を選ぶ
教材は順番に網羅していこうとは考えず、自分が興味があるトピックから始めましょう。
好きな話題であれば文法や発音も頭に入りやすく、講師とのレッスンもスムーズに進みます。
モチベーションを維持するためにも、気になる教材から進めていくことをおすすめします。
教材の選び方4:無料体験で気になる教材を使ってみる
レアジョブ英会話を利用してみようと思った方は、まず無料体験でレッスンを試してみてください。
無料体験では、以下の体験専用の教材を利用します。簡単なレベルチェックで自分のレベルを把握し、自分に合ったレッスンを選びます。
レッスン内容は以下のようにレベルで分かれています。
- スターター体験レッスン1 レベル1−2
- 実用英会話体験レッスン1 レベル3
- 実用英会話体験レッスン1 レベル4−5
- 実用英会話体験レッスン1 レベル6−7
- 実用英会話体験レッスン1 レベル8−10
無料体験は25分のレッスンが2回利用でき、レベルチェックが完了している場合は体験教材以外も選択できます。
教材の選び方5:わからない時はカウンセラーに相談する
教材選びで迷ってしまった時は、カウンセラーに相談してみましょう。
カウンセラーには優秀な日本人スタッフが在籍しており、どんな教材を選べばいいのか、どう進めていくかなどのアドバイスがもらえます。
「レアジョブは自分に合っているのか」「どんなレッスンがあるのか」などの疑問がある方は、無料体験レッスンでカウンセリングも2回試すことができます。
入会に不安を持っている場合は、まず相談してみましょう。
レアジョブ英会話教材の効果的な使い方

レアジョブで効果的に学習するためには、教材の予習や復習が大切です。
ここでは、英会話が身につきやすくなる方法や手順をご紹介します。
レアジョブ教材の予習方法
単語や文法を暗記する
レッスンが始まる前に、教材で使われている単語や文法に目を通しておきましょう。完璧に暗記する必要はありませんが、授業をスムーズに進めるために必要な作業になります。
教材を音読する
教材は実際に声を出して音読しましょう。声に出して読むことで、発音の仕方や文法を自然と覚えやすくなります。
話したい話題をまとめておく
教材によっては、最近の出来事やニュースを話し合うことがあります。レッスン前に話題をまとめておけば、発言量を増やすことができます。
レアジョブ教材の復習方法
レッスンを録画する
復習用にレッスンを録画して、理解できるまで繰り返し視聴します。ただレッスンを受講するのではなく、終わった後にもう一度確認することが大切です。
学習したポイントをまとめる
レッスンで学習した文法や言い回しなどをノートにまとめます。聴くだけでなく、書いて理解を深めましょう。
声に出して復習する
まとめたポイントを声に出して復習します。分かりにくかった所は、次回のレッスンで質問しましょう。
手順はカスタマイズでOK
ここまで、学習方法を解説してきましたが、まったく同じ手順で学習する必要はありません。
自分のやりやすい手順を見つけて、予習や復習を行いましょう。
また、教材も全て利用するのではなく、自分の目的に合わせてカスタマイズしてみてください。
よくある質問
こちらでは、レアジョブ英会話の教材に関するよくある質問をご紹介します。
レアジョブの教材は全て無料ですか?
月額料金を支払えば、レアジョブ英会話の教材は全て無料です。
ただし、入会するコースによって利用できる教材に制限があります。自分が学習したい教材があるかどうか確認しておきましょう。
無料体験レッスン用の教材はどれですか?
無料体験で利用できる教材は以下の通りです。レベルチェックが完了している場合は、体験教材以外も利用可能です。
- スターター体験レッスン1 レベル1−2
- 実用英会話体験レッスン1 レベル3
- 実用英会話体験レッスン1 レベル4−5
- 実用英会話体験レッスン1 レベル6−7
- 実用英会話体験レッスン1 レベル8−10
無料体験レッスン用の教材を確認するには、以下の方法があります。
- 無料体験レッスンのガイドページ
- レッスンの予約完了後に送られるメール
メールで確認する場合は、メール下の「事前に教材を見ておくと、スムーズに受講できます」に記載されているURLから見ることができます。
TOEIC・英検などの教材もありますか?
レアジョブ英会話では、現在TOEICに対応した教材はありません。
「中学・高校生コース」では英検3級、準2級、2級の2次面接対策用の教材が用意されています。
※日常英会話コース、ビジネス英会話コースは対応していません。
レアジョブ英会話教材の変更方法

レッスンが始まる30分前であれば、教材の変更は可能です。
時間が過ぎてしまうと、変更できなくなってしまうので事前にカリキュラムを確認しておきましょう。
まとめ
この記事では、レアジョブ英会話の教材の特徴や選び方、効果的な使い方・プランについて解説してきました。
レアジョブ英会話では日常英会話からビジネス英会話、中・高校生入試対策英会話まで、幅広い目的に合わせた教材が用意されています。
どの教材を使えばいいのか迷ってしまう方は、次のような教材の選び方がおすすめです。
- 英会話レッスンの目的から選ぶ
- 自分のレベルに合ったものを選ぶ
- 興味のあるトピックを選ぶ
- 無料体験で気になる教材を使ってみる
- 迷った時はカウンセラーに相談する
このようなことを意識して、自分に合った教材を選択し学習を進めてみてください。
レアジョブ英会話では、日常英会話やビジネス意外にも文法や発音・ディスカッションなど、様々な教材を使って受講できるのが魅力です。
これらの教材を使って毎日レッスンをすれば、自然と英会話に慣れていくでしょう。
「いきなり英会話を始めるのは不安」という方のためにレアジョブ英会話では無料体験があります。
まずは、無料レッスンから試してみてはいかがでしょうか。