オンラインカジノで大金を手に入れた人は珍しくありません。
中には脱税を考えている方もいるでしょう。
オンラインカジノの税金は複雑です。
課税されるタイミングや、どれくらいの税金額になるのかわからない方もいるでしょう。
今回はオンラインカジノの税金の基本的な部分から、ネット上の口コミを解説するので参考にしてください。
目次
オンラインカジノの利益は課税対象|脱税は違法
オンラインカジノの利益は課税対象です。そのため、脱税は違法となります。
ちなみに、税金の知識がなくて知らずに脱税している方もいるでしょう。
逮捕される不安を抱えているかもしれないので、先に解説しておきますね。
脱税が発覚しても逮捕される可能性は低い
脱税がバレたとしてもすぐに逮捕される可能性は低いです。
税務署が税務調査をする場合は、脱税や申告漏れを見つけることが目的で訴訟を起こすことは目的ではありません。
そのため、脱税が発覚した場合はでも追徴課税などを支払えば解決することが多いです。
逮捕まで発展することはなかなか無いのが実情といえます。
脱税がバレたときの罰則は加算税
もし、脱税が発覚したときは↓の加算税が適用されます。
引用:財務省
- 過少申告加算税:期限内申告について修正申告・更生があった場合(10~15%)
- 無申告加算税:期限後申告があった場合(15~20%)
- 不納付加算税:源泉徴収による国税について、法定納期限後に納付・納税の告知があった場合(10%)
- 重加算税:仮想隠蔽があった場合(35~40%)
結構大きな金額になるので、やはり脱税はしないほうが良いですね。
【いまさら聞けない】オンラインカジノの税金の基本
納税義務は年間利益50万円を超えたタイミングで発生
基本的に年間50万円以上の利益を超えると納税義務が発生します。
しかし、給与所得者(サラリーマン)に関しては90万円を超えたタイミングです。
一般的な給与所得者の方については、その給与以外の所得金額が年間20万円を超えない場合には、確定申告をする必要がないこととされており、一時所得については、50万円を控除した残額に2分の1を乗じた金額によって所得税額を計算することとされていますので、他の一時所得とされる所得との合計額が年間90万円を超えない限り、確定申告をする必要はありません。
引用:国税庁
オンラインカジノの税金は一時所得|計算方法も解説
オンラインカジノの利益は一時所得として考えます。
一時所得の計算方法は↓のとおりです。
- 一時所得=収入-支出-特別控除50万円
- 一時所得の課税対象=一時所得×1/2
たとえば、オンラインカジノで年間200万円の収入、50万円の支出があったとしましょう。
- 一時所得:収入200万円-支出50万円-特別控除50万円=100万円
- 一時所得の課税対象:100万円×1/2=50万円
一時所得の課税対象額は50万円です。(※サラリーマンはさらに20万円を引くので課税対象額は30万円です)
この一時所得の課税対象額を、他の所得(給与など)と合算することで全体の所得税を計算します。
引用:国税庁
一時所得だけで
課税タイミングは「勝利金が発生したゲームごと」が多数派
オンラインカジノの課税タイミングは専門家でも意見が分かれます。
しかし、「勝利金が発生したゲームごと」が多数派ですね。
オンラインカジノにかかる税金について
オンラインカジノをやっています。
例えば、オンラインカジノに50万円入金しました。
その50万円をベットして利益が50万円。
次に10万円ベットして利益が10万円。
最後に、入金した50万円と利益の60万円とを合わせた110万円をベットして利益が0円となった場合収支で言うと-50万円となるのですが、これでも税金を支払わなければならないのですか?
ご回答頂けると幸いです。
税理士の回答
文面から分かる範囲内でお答えいたします。
この場合、負けたものはカウントせず、勝ったもののみカウントすることになるため、税金上では利益は少なくとも60万円となります。
カジノの利益は50万円を超えると税金の支払いが発生するので税金を支払うこととなります。
ご参考になれば幸いです。引用:https://www.zeiri4.com/c_1076/c_1023/q_20598/
↑は課税されるタイミングの質問ですが、税理士の方は最終的な利益が0だったとしても、勝利金が発生したゲームごとに課税されると返答しています。
他の税理士さんの返答をみてもほとんど同じ回答でした。
しかし、スロットで遊んだ場合は何千回や何万回といった回数をスピンします。
それらをすべて集計して計算することは現実的に不可能と考える人もいるのが現状です。
ネットの口コミ|銀行口座の入出金した差額分で申告してる
ネット上の口コミでは、銀行口座の入出金した差額分で申告してる人もいるようです。
厳密に言えば、負け分は相殺されないから
ゲーム履歴という証拠を税務署に押さえられたらアウトだけど
どのように儲けたかは、税務署もお手上げだろうねただ、とにかく銀行口座に着金した分は、追及されるから
申告するならカジノとの入出金銀行口座を1つにすること
その口座の履歴が、唯一の証拠になるだろうねだから、理想を言えば、1月にウォレットに100万入金してもう追加入金はしない
で、12月にウォレットからほぼ全額出金する。その差益を申告し
入金・出金記録のある通帳のコピーを添付する。これしかないと思うねどう賭けたかは、ウォレットから先は分からないんだから
ルーレットで1発で勝ったと説明する。辻褄が合うよう、金額の端数には気をつけて
引用:https://mao.5ch.net/test/read.cgi/gamble/1567806797/
税務署は海外のオンラインカジノやEウォレットの帳簿は確認できないといわれています。
そのため、国内の銀行口座で入出金した差額分で申告すれば良いという内容ですね。
ちなみに税務署側は↓の2つが揃わなければ脱税を証明できないといわれています。
- 取引履歴(銀行口座の入出金履歴)
- 取引帳簿(オンラインカジノのゲーム履歴)
税務署は取引帳簿(オンラインカジノのゲーム履歴)が確認できないので、勝利金が発生した内容はバカラやルーレットで一撃で勝ったと言い張ることができるわけです。
オンラインカジノの脱税事件は聞いたことがない
今までにオンラインカジノのプレイヤーが脱税で捕まった事件は聞いたことがありません。
税務署は脱税事件にかけることができる労力も時間は限られています。
さらにかかった費用に見合う仕事をする必要もあるため、高額の脱税をしているであろう案件を優先的に調査しています。
たとえば、億り人を多数作り出した仮想通貨は税務署も力を入れて調査していて、実際に脱税事件としてニュースになりました。
しかし、オンラインカジノがメジャーになって10年以上立ちますが脱税事件は話を聞いたことがないです。
海外で運営しているオンラインカジノのゲームデータの調査が難しいことも関係しているかもしれませんが、税務署の脱税調査の対象としてオンラインカジノは優先度が低いのかもしれません。
【まとめ】オンラインカジノの税金知識は勉強しておこう
オンラインカジノで得た利益は課税対象です。
脱税は違法ですし、罰則として加算税があり余計に税金を納める必要が出てきます。
基本的に課税対象は「勝利金が発生したゲームごと」です。
しかし、実際に色んな税理士さんに相談すると課税タイミングは様々な返答が返ってきます。
今回紹介した口コミの「銀行の入出金の差額で申告」もできるかどうか、信頼できる税理士さんに一度相談してみるのも良いでしょうね。
余計なお金を支払わなくても良いように、オンラインカジノの税金の知識は常に勉強しておきましょう。
客観的データで集計!オンラインカジノランキングはもう見た?
税金の知識を身に着けたら、あとはオンラインカジノで遊びましょう!
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ちなみに、客観的データで人気ナンバー1はベラジョンカジノです。
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